「天橋立に行ってみたいけど、どのホテルに泊まるのがいいんだろう?」
「せっかくなら温泉も、カニも、景色も楽しみたい…」
そんな方に向けて、この記事では天橋立周辺で泊まるべきおすすめホテル・旅館を厳選して紹介します。
天橋立は“見るだけ”でも十分感動できる場所ですが、実は泊まることで魅力が一気に深まるエリアです。朝の静かな阿蘇海、夕暮れに赤く染まる砂州、夜のしんとした海風。日帰りでは味わいきれない時間がそこにはあります。
さらにこの地域は「海の京都」と呼ばれるように、冬はカニやブリ、春夏は貝やイカといった海の幸が驚くほどおいしい。そして温泉まである。つまり――
観光 × 絶景 × 温泉 × グルメ が一度にかなう、かなりコスパのいい滞在ができる場所なんです。
この記事では、天橋立で人気の温泉付きホテル・旅館や、カップル・家族・女子旅で選びやすいポイント、そして一緒に楽しみたい観光スポットやご当地グルメまで紹介しています。ぜひ参考にしてください!
天橋立で泊まるべき理由|日帰りでは見られない景色がある
「天橋立 ホテル」で検索してこの記事にたどり着いた方の多くは、きっとこう思っているはずです。
「行って、写真を撮って、帰るだけじゃもったいない気がする」と。
その感覚は大正解です。天橋立は1日のうちに何度も表情を変える場所で、特に宿泊すると次のような体験ができます。
朝:人の少ない静かな天橋立を独占できる

観光客が動き出す前の時間は、阿蘇海も宮津湾も驚くほど静か。
松並木の方まで歩いて行ってもほとんど人がいないので、「日本三景をひとりじめ」しているような贅沢な時間が味わえます。写真を撮りたい人にもこの時間帯はおすすめです。
夕方:夕日に染まる“赤い天橋立”

夕方になると、砂州も海面もオレンジ色に。高台から見ると本当に“空に続く道”みたいに見えて、ここでしか撮れない1枚になります。
この時間帯に合わせて展望スポットに行けるのは、泊まっている人の特権です。
夜:海の音と温泉でととのう

天橋立周辺は大都市ほど明るくないので、夜は意外と静かです。温泉旅館に泊まれば、「観光で歩く」→「温泉で癒やす」→「丹後の海の幸で一杯」という鉄板コースが実現します。
天橋立周辺のおすすめホテル・旅館10選
ここからは「天橋立 ホテル おすすめ」で検索している人にしっかり届くように、宿ごとに特徴を整理して紹介していきます。
高級ヴィラタイプから老舗旅館まであるので、目的に合わせて選んでみてください。
天然温泉&プライベートSPA 瑠璃浜
天橋立エリアで「プライベートな滞在」と「温泉」と「食」を全部かなえたいなら、まず名前を挙げたいのがここ。全18棟すべてが独立したヴィラタイプで、各棟に天然温泉“金温泉”とプライベートプールがついています。
ポイントはこの3つ。
- オーシャンビュー・ペット同伴など部屋タイプが豊富
- 食事は丹後の食材を使ったグランピングBBQや京懐石など選べる
- 冬はカニプランが登場して“海の京都の冬”が満喫できる
とくに冬季のカニシーズンは人気なので、「天橋立 カニ 宿」で探している人は要チェックです!
| 住所 | 〒626-0225 京都府宮津市字日置3110-8 |
|---|---|
| 電話番号 | 050-3161-4582 |
| HP | https://www.rurinohama.jp/ |
MARINETOPIA THE SUITE
高台にあって眺めがよく、1棟あたりの敷地がとにかく広いラグジュアリーヴィラ。685㎡~最大1604㎡というスケールは国内でも最大級で、三世代旅行や2家族旅行、グループ女子旅にも向いています。
全室に客室温泉&プライベートプールがあり、食事もBBQ・部屋食・レストランと自由度が高め。冬には丹後の地ガニをいろいろな調理法で味わえる「カニマルシェプラン」もあって、“食の京都”らしさもきちんと楽しめます。
| 住所 | 〒626-0225 京都府宮津市日置3700-6 |
|---|---|
| 電話番号 | 050-3161-4574 |
| HP | https://www.marinetopia-suite.com/ |
天橋立離宮 星音
「7室だけ」の特別感ある隠れ家リゾート。全室オーシャンビューで、しかも金温泉(塩分を含む希少泉)と、保湿力の高い炭酸泉“銀温泉”の2種類を客室で楽しめるという贅沢さ。外に出なくても“天橋立の海を感じるスパ時間”が完成します。
料理はこのエリアの新鮮な魚介を中心に、一流シェフがコースで提供。冬には“幻のカニ”と言われる間人ガニが味わえるコースもあり、「天橋立 間人ガニ 宿」で探している人にはぴったりです。
| 住所 | 〒626-0225 京都府宮津市日置2686 |
|---|---|
| 電話番号 | 0772-27-1101 |
| HP | https://www.hoshino-oto.jp/ |
オーベルジュヴィラ SOSO
京都・天橋立エリアの海辺に佇む1棟貸切型のオーシャンビューヴィラ。
2種類の天然温泉「金温泉」と「銀温泉」を引き込み、プライベートプールと美しいガーデンを備えた幻想的な空間。
120㎡を超える広さを誇り、静けさと贅沢が融合した上質な滞在が楽しめます。
冬季限定で、津居山・香住・柴山・浜坂などのブランド活蟹を使用したフルコースを提供。まさに“美食の宿”と呼ぶにふさわしい一軒です。
| 住所 | 〒626-0225 京都府宮津市日置3101 |
|---|---|
| 電話番号 | 0772-27-1101 |
| HP | https://www.auberge-soso.com/ |
天橋立温泉 ホテル北野屋
天橋立をお部屋から眺めたい、でも価格もそこまで跳ね上がってほしくない――そんな人が選びやすいのが北野屋です。
庭園露天風呂・貸切露天・大浴場がそろっていて、「天橋立温泉をちゃんと味わいたい」というニーズに応えてくれます。地元の旬を使った会席料理も好評で、カップルの記念日旅行や2人旅にも使いやすい雰囲気。
| 住所 | 〒626-0001 京都府宮津市文珠100 |
|---|---|
| 電話番号 | 0772-22-4126 |
| HP | https://www.hotel-kitanoya.jp/ |
天橋立ホテル
京都丹後鉄道・天橋立駅の目の前という抜群の立地で、「車がなくても観光したい」「荷物をすぐ置きたい」人にとても便利。
“神々の遊湯”をコンセプトにしたスパで美人の湯を楽しめ、客室も和室・洋室・和洋室とタイプが選べます。観光メインで、夜は温泉と食事でゆっくり…という人にはちょうどいいホテルです。
| 住所 | 〒626-0001 京都府宮津市文珠310 |
|---|---|
| 電話番号 | 0772-22-4111 |
| HP | https://www.amanohashidate-htl.co.jp/ |
玄妙庵
文殊山側の高台にあるため、ここからの天橋立ビューは本当に“絵”になります。室町時代から続く歴史を感じる純和風の造りで、「静けさ」や「和のしつらえ」を旅のテーマにしたい人に向いています。
京風会席と、天橋立を眺める展望風呂で“これぞ日本旅館”を味わえます。
| 住所 | 〒626-0001 京都府宮津市字文珠32-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 0772-22-2171 |
| HP | https://www.genmyoan.com/ |
天橋立 和のリゾート 文珠荘
天橋立の松並木すぐそばという好立地の和リゾート。和室のほか、露天風呂付き客室やツインタイプもあり、2023年リニューアルの大浴場では「天橋立温泉」+サウナも楽しめます。
石窯で焼き上げる料理や、海の幸を使った京会席が評判で、「食にもこだわる温泉旅館」を探している人におすすめです。
| 住所 | 〒626-0001 京都府宮津市天の橋立海岸 |
|---|---|
| 電話番号 | 0772-22-7111 |
| HP | https://monjusou.com/ |
Mercure Kyoto Miyazu Resort & Spa
天橋立・宮津湾を一望する高台にあるリゾートホテル。客室タイプが豊富で、家族連れや団体でも利用しやすく、館内も充実しています。
丹後由良から汲み上げた「宮津の湯らゆら温泉」が楽しめるので、“観光+リゾートステイ”を1カ所で完結させたい人にはぴったり。
| 住所 | 〒626-0068 京都府宮津市字田井小字岩本58番地 |
|---|---|
| 電話番号 | 0772-25-1800 |
| HP | https://mercure-kyotomiyazu-resortandspa.jp/ |
神風楼
昭和初期の木造三階建てを活かした和モダンな宿。天橋立を縦断する観光船乗り場にも近く、海を見ながらゆったり過ごせます。
成相山麓の湯は肌にやさしく、神経痛や疲労回復にも良いと言われているので、「観光で歩き回るから夜はしっかり癒やしたい」という人におすすめ。
| 住所 | 〒629-2244 京都府宮津市江尻73-6(天の橋立一の宮海岸) |
|---|---|
| 電話番号 | 0772-27-0007 |
| HP | https://www.shinpuro.com/ |
天橋立で楽しみたい”温泉”について|“美人の湯”と呼ばれる理由

天橋立は景勝地として知られていますが、実は1991年に開湯した比較的新しい温泉地でもあります。泉質は「ナトリウム-塩化物泉」で、やわらかく肌にまとわりつくような感触が特徴。
- 保温効果が高い
- 神経痛・筋肉痛の緩和
- 冷え性の改善
などが期待され、「美人の湯」と呼ばれているのも納得の泉質です。
しかもこのエリアの宿は、ほとんどが天橋立温泉を引湯しているか、近隣の自家源泉をもっているので、どの宿を選んでも“旅先できちんと温泉”が実現しやすいのが魅力です。
宿泊とセットで行きたい天橋立観光スポット
ホテルにチェックインする前後で立ち寄ると旅がぐっと充実するスポットもまとめておきます。
天橋立五大観

- 飛龍観(天橋立ビューランド):南から見て龍が舞い上がるように見える定番ビュー
- 昇龍観/斜め一字観(傘松公園):北側からの眺め。股のぞき発祥で有名
- 一字観(大内峠一字観公園):横一文字に伸びる天橋立がきれいに見える
- 雪舟観(獅子崎・雪舟観展望休憩所):水墨画のような風景
- 天平観(丹後国分寺跡):2020年に加わった新スポットで、真正面からの大パノラマ
「せっかく行くなら一番きれいに見える場所から見たい」と思うのが人情なので、五大観は1つでも多く回ると満足度が上がります。
天橋立ワイナリー

海に近いぶどう畑という珍しいロケーションのワイナリー。見学・ランチ・お土産購入ができるので、車で行くなら半日観光に組み込みやすいです。
廻旋橋

船の通行に合わせて橋が90度回転する人気スポット!運がよければ何度も動く様子が見られるので、お子さま連れにもおすすめです。
天橋立で味わう「海の京都」グルメ
宿を選ぶときに“夕食の内容”で迷う方は多いと思います。天橋立周辺で出会える代表的な旬食材もここで整理しておきます。これを知っておくと、プラン選びがぐっと楽になります。
春〜初夏に食べたいもの

- 丹後とり貝:肉厚で甘みが強く、ブランド産品にもなっている貝
- 天橋立のアサリ:阿蘇海の栄養で大ぶり。名物「あさり丼」も
- 剣先イカ(白イカ):透明感ある身と濃い甘みで刺身が絶品
秋〜冬に絶対食べたいもの

- 間人(たいざ)ガニ:水揚げ港が限られる“幻のカニ”。プランがあれば迷わず選びたい
- ブリ・ぶりしゃぶ:伊根など日本三大鰤漁場が近く、脂のりが抜群
- 地魚のお造り・焼き魚:冬は本当にレベルが高いです
通年のご当地系

- 智恵の餅:智恩寺門前の四軒茶屋でのみ買える天橋立名物のお餅
- 宮津カレー焼きそば:地元のソウルフード。お昼ごはんや帰りにぜひ
宿で夕食をとるか、外で食べるかを迷っているなら、冬は宿でカニ・ブリを、春夏は外で軽めにご当地麺や海鮮をという分け方もおすすめです。
まとめ
今回は、日本三景・天橋立で宿泊するなら絶対にチェックしたいおすすめホテル・旅館を紹介しました!
天橋立は日帰りでも楽しめる観光地ですが、泊まることでしか味わえない“海の京都”の本当の魅力が詰まっています。
朝の静寂に包まれる松並木、夕日に染まる絶景、夜の温泉でととのう贅沢な時間――。そのどれもが、心に残る旅の思い出になるはずです。
ぜひあなたも、次の旅行では天橋立で“観光 × 温泉 × グルメ”の三拍子そろった癒しのひとときを体験してみてください。
きっと、「また来たい」と思える特別な京都旅になりますよ。







